つくばエリアの魅力

研究機関や優秀な人材が集まる茨城県内のつくばエクスプレス沿線地域。首都圏に近接している立地のほか、安価な地価や各種助成金制度、住みたい街として続く人口増加など多様な魅力が備わっています。そんなつくばエクスプレス沿線への立地の魅力についてご紹介します。

01.世界屈指の研究拠点

国等の研究機関の約3割が集積するつくば市。現在では2万人を超える研究者を有する国内最大の学術都市となっており、世界最高水準の研究と教育を担う「研究学園都市」として名をはせています。

教育では世界各国からの留学生が集う筑波大学を中心に、研究では多くの国研や民間研究所が立地し産官学の連携を図っています。つくばからノーベル賞受賞者を輩出するなど、国内のみならず世界でも屈指の研究拠点として科学技術分野で大きな功績を挙げています。

研究機関や優秀な人材の集積するつくば市

つくば市には国の研究機関や民間企業の研究所160以上が立地しているほか産総研や筑波大学発のベンチャー企業が多数あり、これまでに205社以上がつくばから誕生しています。

さらに13,000人を超える研究者と約8,000人の博士号取得者のほか、158カ国・約6,000人の外国籍住民が暮らしており、外国籍住民は他地区に比べて「研究」「留学」「家族滞在」などの在留資格者が圧倒的に多いことも特徴のひとつです。

研究学園地区の人口 約78,000人
研究所数 55カ所
研究者数 13,383人
博士号取得者数 7,797人
外国人研究者数 6,196人

筑波研究学園都市交流協議会HP2019年データより

筑波研究学園都市にある主な研究機関

  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 高エネルギー加速器研究機構(KEK)
  • 産業技術総合研究所(AIST)
  • 物質・材料研究機構(NIMS)
  • 防災科学技術研究所(NIED)
  • 土木研究所(PWRI)
  • 国立環境研究所
  • 日本自動車研究(JARI)

02.豊富な人材による雇用面の利点

2022年6月につくば市の人口が25万人を突破。茨城県内の人口増加率はトップで、つくばエクスプレス(TX)沿線のつくばみらい市、守谷市も近年軒並み人口が増加しています。3市の在住者の平均年齢は40代前半と国や県の平均年齢よりかなり若いことから「労働人口」が多く、採用活動がしやすい環境といえます。

豊富な人材による雇用面の利点

 

03.交通アクセスの魅力

国内屈指の科学技術が集結するつくばエリアは、圏央道や常磐自動車道、茨城空港、成田国際空港へのアクセスの良さから、飽和状態の都内や湾岸エリアに次ぐ物流網の拠点として期待されています。また、つくばエクスプレスにより都心への往来が最短45分。平成29年2月には圏央道の茨城県区間が全線開通し、首都圏を結ぶ各高速道路へのアクセスがさらに向上しました。

交通アクセスの魅力

 

 

04.安価な地価による初期投資費用の削減

都心から1時間、50km圏内にも関わらず地価が割安な茨城県・つくばエリア。平坦で広い土地が豊富なため、土地取得以外のインフラ整備でも初期投資費用が抑えられます。

都心や北関東への交通インフラの良さや良好なロケーションに加え、活断層がないことで災害リスクが低いこともつくばエリアが選ばれる大きな理由。安全で安価な土地は、工場立地面積や県外企業立地件数で全国トップ(平成30年工場立地動向調査・茨城県全体)になるなど高い評価を得ています。

安価な地価による初期投資費用の削減

 

 

05.住みたい街

2005年につくばエクスプレス(TX)が開通し、駅周辺を中心に商業施設が立地。その回りに住宅街を配す計画的に整備された美しい街並みが特長です。商業施設や病院、学校などの生活インフラが整い、さらに秋葉原まで最速45分と都心へも好アクセス。通勤通学に便利な一方、昨今ではテレワークなど新しい働き方の広がりで「都心に近い、ゆとりある住居」の需要を満たしていることから転入超過に拍車がかかっています。

また、多くの研究機関が立地する環境を生かした教育水準は国内随一で、ITC教育をはじめとした新しい学びで子どもたちの生きる力と高い学力を支えています。教育環境の高さから子育て世代の支持が高く、各社が行う「住みたい街ランキング」では常に上位にランクインしています。

研究学園地区の街並み

研究学園地区の街並み

つくば市のICT教育

つくば市のICT教育

スーパーシティ型国家戦略特別区

サンプル画像2022年3月10日に行われた国家戦略特別区域諮問会議において、つくば市をスーパーシティ型国家戦略特別区域として区域指定することが決定しました。

スーパーシティとは、AI(人工知能)やビッグデータ(膨大な量の情報の集合体)等の未来技術を活用することで、生活の中の「困りごと」の解決を図り、住民が「住みたい、住み続けたい」と感じるより良い未来社会の実現が目的。データの利活用と規制・制度改革を推進し、暮らしを支えるさまざまな最先端サービスを地域に社会実装していく取り組みです。

つくば市は、住民のつながりを力に大胆な規制改革や先端的な技術とサービスを社会実装することで、科学的根拠をもって人々に新たな選択肢を示し、多様な幸せをもたらす大学・国研連携型スーパーシティの実現を目指しています。

  • 【ID】P-153
  • 【更新日】2023年3月31日
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