つくば市・つくばみらい市

茨城県内つくばエクスプレス沿線の魅力を担当者に伺いました

茨城県内つくばエクスプレス沿線では、地域経済の活性化及び雇用確保のために企業立地を促進しています。茨城県内でも特に主要都市への各種交通アクセスに恵まれている当該エリアの魅力を、茨城県と市、つくば研究支援センターの担当者に伺いました。

つくば市の魅力

「人口が増加し続けており、立地企業は雇用の確保が比較的容易」
つくば市 経済部立地推進室 主査 小川祐樹さん

つくば市 経済部産業振興課企業立地推進係 主事 飛田晋之介さん科学技術の中枢として計画的に整備されたつくば市の研究学園地区では、多くの国等の研究・教育機関が集積しています。2022年4月12日には政府から「スーパーシティ型国家戦略特別区域」として区域指定され、AI等の未来技術を活用することで、生活の中の「困りごと」の解決を図り、住民が「住みたい、住み続けたい」と感じるより良い未来社会を実現することを目指しています。周辺部では、伝統的な農村集落や筑波山、小貝川、牛久沼など自然豊かな環境が広がっており、つくば市は、国内人口が減少している中、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」※の人口増減率ランキングでは全国7位(増減数順位では15位)、同・生産年齢人口増加率ランキングでも上位となっており、子育て世代の人口の増加が続く、活気のある街です。

近年は多くの企業からお声がけをいただいており、市としてはつくばエクスプレス(TX)沿線の事業用地のほかにも、宅建協会と連携して民有地をご紹介する取組も行っています。
立地後の企業に対してもフォローアップを積極的に実施しており、行政としてできる限りの応援をしています。

TX沿線地区では多くの住民が居住しており、区画整理事業が始まってから新設校が複数開校し、生産年齢人口も多く、人材の確保が他の地域に比べて優位です。また、TXで都内からでも通勤が可能なエリアになっていますので市外からの雇用も見込めます。

近年人材不足と言われていますが、つくば市は人口が増加し続けており、立地企業は雇用の確保が比較的容易であり、研究所も多く立地しているため高度人材の確保もできます。さらに、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と常磐道との交通結束点であり、首都圏や成田空港への良好なアクセスはもちろんのこと、TXで秋葉原まで最速45分といった広域交通インフラが整っており、加えて、浸水や液状化の可能性が低く、周辺に活断層がないため、自然災害の影響を受けにくいといった良好な立地環境も大きな魅力です。

つくば市では新たな産業用地創出にむけて、つくば市都市計画マスタープランの全体構想において産業集積拠点及び地域未来投資促進法に基づく茨城県圏央道沿線地域基本計画において重点促進区域として新たに高須賀地区と谷田部地区を位置づけました。高須賀地区の付近では圏央道つくば西スマートICが令和7年に供用開始し、谷田部地区においても谷田部IC付近に位置しており、交通インフラが整備されている地区です。
今後はつくば市内の産業用地にこの2地区も加えてさらに、企業誘致に力を入れていきたいと考えています。

その他、現在、企業誘致の施策として税制優遇等の支援策を検討していますので、つくば市への立地をご検討されている事業者様は是非お問合せください。

つくばみらい市の魅力

「更なる交通利便性の向上と地域活性化に期待」
つくばみらい市 市長公室企画政策課 主事 黒田 啓太さん

つくばみらい市 市長公室企画政策課 主事 黒田 啓太さん東京都心から40km圏、秋葉原駅までTXで最速40分。茨城県の南の玄関口として常磐自動車道の谷和原インターチェンジが設置されており、交通利便性の高さから、これまで様々な業種の企業が立地しています。

また、谷和原・谷田部インターチェンジ間に(仮称)つくばみらいスマートインターチェンジの整備を進めており、更なる交通利便性の向上と地域活性化に期待しています。

固定資産税及び都市計画税の2年間の課税免除といった特別措置や、雇用促進奨励金といった、各種企業立地促進優遇制度をご用意しておりますので、詳しくは市の市のwebサイトでご確認ください。

  • 【ID】P-196
  • 【更新日】2025年3月24日
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