【万博記念公園(島名)】カスミ万博記念公園駅前店

【万博記念公園(島名)】カスミ万博記念公園駅前店県外から移住してきた、若い家族のニーズに合った品揃えを
カスミ万博記念公園駅前店 店長 熊谷明さん

2011年10月に、TX万博記念公園駅前にオープンした「カスミ万博記念公園駅前店」。

つくばエリアのTX駅前店としては最も新しい店舗を任された熊谷明さんに、開店準備から開店、そして現在までの地域やお店を取り巻く状況を伺いました。

取材時期:2014年8月


地域を歩いたオープン前

地域を歩いたオープン前

10月末のオープンを控え、5月に店長として同店に配属された熊谷さん。「まず自転車を買い、毎日周辺の住宅街を回って街や住民の方の雰囲気を叩き込みました。整備された街並み、スタイリッシュな住宅、小さい子どもを連れた家族連れ…。これから発展していく街のパワーに満ちあふれた様子にわくわくしたのを覚えています」。

子どもを乗せて買い物ができる「子乗せカート」を通常の店舗の3倍用意し、忙しい核家族に合わせて帰宅後すぐに食べられる惣菜を集めた「もう一品コーナー」を充実させるなど、地域特性に合わせた店舗をつくりました。


地産地消を―。地場産野菜コーナーが充実

地産地消を―。地場産野菜コーナーが充実

「生産者の顔が見える、安心安全で新鮮な野菜を届けたい」と入り口すぐの目立つエリアに「つくば近郊 地元野菜」のコーナーを設置。現在約40件の地元生産者と契約しており、季節ごとに常時15件ほどの生産者の採りたて野菜が店内を彩っています。

「地元野菜コーナーの売り上げは上々です。もともとここは豊かな自然と農産物に恵まれたエリア。夏のスイカを例にすると、近郊の生産者さんの『指名買い』が売り上げのほとんどを占めるほど。生産者さんにも、お客さまにも喜ばれています」。


地域と共に成長する店へ

地域と共に成長する店へ

開店から約4年。商品を売るだけではなく、さまざまなイベントや地域商品の発掘・発信、地域の学校の職場見学や体験の受け入れなど「地域に根ざした店舗」として親しまれている同店。TX沿線エリア店として初めて古紙リサイクルステーションを設置したのも地域貢献のひとつです。

「古紙リサイクルには通信販売のダンボールなどを多く持参していただき好評です。ご要望やご意見を伺う『お客様の声』の反応も他店より多く、貴重なご意見を活かしながら、これからも地域に根ざした店作りをしていきたいと思っています」。


帰省や来客用の「お土産コーナー」はすべて地元の銘菓

帰省や来客用の「お土産コーナー」はすべて地元の銘菓

国の研究機関の3割が集結しているつくばエリアにはさまざまな国や地域出身の住民が多く、万博記念公園駅周辺も全国各地から集った住民が多く暮らしています。その為、地元の銘菓にこだわった贈答品コーナーを広くとり、地域の紹介を兼ねた売り場を設置しています。

「地域の特性上、ぜひ贈答品は地元商品だけを並べたいと思っていました。一部全国展開している商品もありますが、やはり地域の銘菓の売り上げが好調です」。筑波の銘酒を扱うため蔵元に直談判するなど、情熱を込めた店づくりをしています。

カスミ万博記念公園駅前店

住所 茨城県つくば市香取台B48街区
電話番号 029-848-1130
アクセス つくばエクスプレス万博記念公園駅より徒歩3分
ホームページ https://www.kasumi.co.jp/

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  • 【ID】P-184
  • 【更新日】2023年3月15日
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