地域の皆さんと共に成長していく保育園でありたい
テンダーラビング保育園 みらい平 坂元幸夫園長(左)・真部美津江主任
TXみらい平駅周辺の開発による子育て世代の急速な人口増加に応えるため、2014年4月に開園したつくばみらい市の「テンダーラビング保育園 みらい平」。
住宅街にある保育園には午前7時から子どもたちが次々と登園し、「第二の家」として穏やかな時間を過ごしています。
開園から間もなく1年の保育園の歩みとこれからを、園長と主任に伺いました。
取材時期:2015年2月
美しい街並みに溶け込む保育園
保育園らしからぬ外観の「テンダーラビング保育園 みらい平」。新しい住宅街に溶け込むようなそのシックな外観は、まるではじめからここに存在していたかのように街に馴染んでいる。
「この街に保育園を開園させていただくことが決まり、園舎を建築する前に何度か足を運びました。整備された街の美しさと家族連れの多さが印象的で、ここで伸び伸びと育つ子どもたちの姿が目に浮かびとても温かい気持ちになったのを覚えています。少し歩けば里山の風景が残っており、自然の恵みを享受しながら子どもが育っていく街だと感じました」。
地域に温かく迎えられた1年間
2014年4月の開園前に地域の方を招いた内覧会を実施すると、約100名の親子連れが訪れ期待の高さを実感したという園長。現在は産休明けから5才児までの約50人が、ゆとりあるスペースでゆったりとした時間を過ごしている。
「保護者の年齢層は20代から30代と子育て世代の中でも若い層が多く、半数超がつくばエクスプレス(TX)で通勤しています。私を含む数名の職員もTXで通勤していますが、遅延等がほとんどなく快適。駅近の利点か、少ない駐車スペースでも送迎がスムーズです」。
自園給食で家庭の温かさを
テンダーラビング保育園 みらい平では、毎日3人の栄養士と調理師が「昼食」「おやつ」「補食」「夕食」を作っている。調理室はガラス張りで、廊下を歩く子どもたちが立ち止まって調理の様子を見ている光景が微笑ましい。
「食事はもちろん、おやつもほとんど手作りのものを提供しています。身体の土台をつくる乳児・幼児期に必要な栄養を美味しく楽しく取ってもらいたいと思っています」。クリスマスやひなまつりなど季節の行事食も取り入れ、食を通した学びと生活体験にも力を入れています。
地域のニーズに合った保育を
茶色を基調にした落ち着いた雰囲気の室内はまるで「家」のよう。園児たちはそれぞれのクラスで歌を歌ったり手遊びをしたり。経験豊かな保育士の愛情に育まれ、仲間と共に成長していく。
「つくばみらい市の協力で市内にある相撲部屋・立浪部屋の力士が来てくれたり、保護者参加のイベントを開催したりとあっという間の1年でした。今後はエリア内にある公園に遊びに行くなど素晴らしい環境を生かした特色ある保育をしていきたい。地域の皆さんと共に、子どもたちと共に、園も成長していきたいと思っています」。
テンダーラビング保育園 みらい平
住所 | 茨城県つくばみらい市陽光台2丁目2-2 |
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電話番号 | 0297-44-7366 |
ホームページ | https://www.tenderlove.co.jp/service/facilities/lodmn/introduction/mirai/ |