血の通った医療で地域貢献、地域活動を
耳鼻咽喉科 学園の森クリニック 院長 中村和隆さん
発展著しいつくば市の中でも特に商業施設や戸建ての建設ラッシュに沸く「学園の森」エリアに開院して半年を迎える「耳鼻咽喉科 学園の森クリニック」。
「とにかく、つくばが大好き」という中村院長に、開院から現在、そしてこれからを伺いました。
取材時期:2015年5月
念願叶ってつくばに開院
奥さんの故郷であるつくば市で根を張ろうと、筑波大学附属病院耳鼻咽喉科の門を叩いたのはTXが開業した頃。
「新しくて美しい街がさらに活気づいて夢と希望にあふれていて、おおげさではなく『ここで生きていきたい』と強く思いました。住まいもつくば市に移し、筑波大学の同門にも恵まれ、さらに深く地域に根ざしたいと開院を決意したんです」。
外観に配した目を引く「ひまわり」のロゴは、そんなつくばの勢いと包容力を表しているかのよう。
熱心な方が多い街
開院後わずか5カ月で、用意した3000枚の診察券が底をつく「予想以上」のスタートに襟を正したという院長は、訪れる患者さんやその保護者の熱心さに応える喜びを感じる毎日だと笑顔で話す。
「勉強熱心かつ知識が豊富で、要望が高いつくばエリアの患者さんのニーズにしっかりと応えられる喜びを実感する毎日です。開院にあたって最新機器を導入したのは、患者さんに気持良く診察を受けていただくため。私たちスタッフのソフト、診療を支える機材のハード両面から地域の医療を支えていきたいと思っています」
すべての人に快適な空間を
プライベートでは父親でもある院長。小さな子どもから高齢者まで、すべての人に快適な時間を過ごして欲しいとの気遣いが、院内の意匠にも表れている。
入り口はバリアフリー仕様。靴を脱いでくつろげるキッズスペースにはおもちゃや絵本が置かれ、大きな窓からの自然採光と窓の外の緑がリラックスを誘う。まるでホテルのような清潔感のあるトイレや女性用パウダールーム、ベビーベッドなどその全てがホスピタリティーにあふれている。
「不調があって行くのがクリニックですが、予防や相談などで気軽に足を運べる場を目指しています」。
豊かなネットワーク構築を
「つくばでの開院は、筑波大学の同門をはじめとした素晴らしいクリニックがたくさんあることも理由のひとつです。筑波大学附属病院など大きな病院とクリニックの連携はもちろん、クリニック間の提携にも多くの可能性を感じます。
また、医療関係以外でもつくばエリアには多才な方がたくさんいらっしゃいます。そんな方々にコミュニティースペースとして利用してもらえるようなイメージで待合室をつくりました」。
自然採光豊かな広々とした待合室。インタビュー中に何度も聞いた「地域貢献」という言葉が頼もしく響いた。
耳鼻咽喉科 学園の森クリニック
住所 | 茨城県つくば市学園の森2-39-2 |
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電話番号 | 029-855-4133 |
ホームページ | http://www.gakuen-jibika.com |