スペイン菓子を広めたい
スペイン菓子工房ドゥルセ・ミーナ 代表 藤本恭子さん
つくばエクスプレス(TX)の茨城県の玄関口・守谷市は、東西南北約8kmに約6万5000人が住まう「コンパクトシティ」。TX秋葉原駅まで最速32分、さらに始発電車があることから都心への通勤・通学に選ばれる便利な街です。
そんな住宅街の一角で、スペイン菓子工房「ドゥルセ・ミーナ」を営む藤本恭子さんにお話を伺いました。
取材時期:2019年2月
おいしいお菓子を発掘して
旅先で口にしたスペイン菓子のおいしさに魅了され、スペイン王国御用達のパティシエに師事。本格的に菓子制作を学び、2012年11月に守谷市に「ドゥルセ・ミーナ」をオープン。
「スペイン語でドゥルセはお菓子、ミーナは鉱山。地域の方においしいスペイン菓子を発掘して欲しいと願いを込めた店名です」
住宅街に調和する赤いテントが、主張しすぎることなく店の存在を周囲に知らせています。
安心・安全なお菓子を
外観のテント同様、赤を基調にした陳列棚には常時30種類以上のスペインの伝統菓子が並んでいます。
小さい子どもにも安心して食べて欲しいと、保存料を加えずに製造。
「おいしさはもちろんですが、お子さん連れで来店してくださる方も多いのでお菓子の安全面にはとても気を使っています」。
近隣農家の卵など地元産の材料を採用、県産の果物を使った限定品など季節の味覚も楽しみのひとつ。
ほろっとした食感が人気
一番人気の「ポルボロン」は、口の中でほろっと崩れて溶ける独特の食感と香ばしい風味が特徴。
アンダルシア地方発祥の伝統的な菓子で、現地同様にキャンディー包装を施したかわいらしさから、自宅用はもちろん贈答用としても喜ばれるそうです。
「通販でも一番人気。スペインと同じ味を楽しめると高い評価していただいていて、男性のファンも多いんですよ」
ゆとりある街からおいしさ発信
秋葉原まで32分と都心へのアクセスが容易ながら、豊かな自然と整備された美しい街、ゆとりある居住スペースが確保できる守谷市。
各種「住みよさランキング」でも上位の常連で、大型ショッピングセンターやスーパーなどはもちろんカフェなども充実しTX沿線茨城エリアの中ではもっとも成熟している街でもあります。
「ゆったりとしたこの場所で、これからもおいしいお菓子を提供していきます」。
スペイン菓子工房ドゥルセ・ミーナ
住所 | 〒302-0131 茨城県守谷市ひがし野3-11-2 |
---|---|
電話番号 | 0297-45-2740 |
アクセス | つくばエクスプレス「守谷駅」より徒歩約10分 |
ホームページ | https://dulcemina.jp/ |