地域の”健康情報発信地”を目指して
あけぼの薬局 学園の森店 管理薬剤師 藤本佳代さん
人口増加の著しいつくば市の中でも、特に宅地や店舗、病院などの建設ラッシュが続いている「学園の森」エリア。2018年4月に開校した市立の小中一貫校・学園の森義務教育学校を中心に子育てや生活インフラがそろう、子育て世代に人気のエリアです。
そんな学園の森エリアに、2014年に開局したあけぼの薬局学園の森店の藤本さんにお話を伺いました。
取材時期:2019年8月
患者さんに寄り添う薬局を
あけぼのファーマシーグループの8店舗目として2014年に開局。
クリーム色を基調にした温かい雰囲気の外観に、手入れされた植栽と、手書きのボードが来局される方々を出迎えます。
「約70%が近くの耳鼻咽喉科の患者さん。あとの30%は近くのクリニックや総合病院からの患者さんです。新規の患者さんも多いですが、通勤通学や帰宅途中に立ち寄って下さる顔なじみの方も増えてきました」
待ち時間をゆったりと
店内には、待合室に配したシンボルツリーを囲むように木製の大きなテーブルと椅子を配置。その一角にはハーブとアロマの専門店「生活の木」とのパートナーショップつくば1号店として、多彩なアロマ関連商品を販売しています。
秘密基地のようなキッズスペースにはワールドライブラリーからの配本がずらり。
「珍しい絵本に夢中になるお子さんも。大人も子どももゆったりと過ごしていただけるよう心がけています」
健康サポート薬局として
気軽に立ち寄ることのできる薬局を目指し、さまざまなイベントを開催して地域の健康づくりをも担っている同店。
健康相談やHbA1c・脂質測定を常時行い、定期的にインストラクターの資格を持つ薬剤師によるアロマ講座、栄養士による栄養講座、メディカルヨガ、脳いきいき教室を企画。
この夏休みには地域のNPOに協力して小学生対象の薬剤師体験を実施。実際に使用している機器などを使った本格的な調剤体験が子どもたちや保護者の方に大好評でした。
街と共に歩んで
実はつくば在住歴30年の藤本さん。つくば市発展の変遷を感慨深く見守ってきたといいます。
「店や医療機関が増えてTXが開通して…つくば市はどんどん便利になり暮らしやすくなってきました。生活が便利になっても、広々とした公園が多く街に緑があふれていて、ゆったりとした街並みは子育てに最適だと思います」。
若い家族連れが多いこのエリアで、大人はもちろん地域の子どもたちの成長を見守っていきたいと藤本さんは話します。
あけぼの薬局 学園の森店
住所 | 〒305-0816 茨城県つくば市学園の森2-39-3 |
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電話番号 | 029-868-7720 |
アクセス | つくばエクスプレス「研究学園駅」より車で約5分 |
ホームページ | http://www.akebono1.com |