みんなが「好きなパンを選べる」店を
ブルーマロン 店長 永田健二さん
TXみらい平駅を中心に、暮らしを支える生活インフラが整う「みらい平」エリア。子育て世代の移住が多く、2015年には陽光台小学校が、2018年には富士見ヶ丘小学校がエリア内に相次いで開校するなど人口増加の著しい人気のエリアです。
この夏、つくばみらい市内からみらい平エリアに移転オープンしたパン店・ブルーマロンの永田健二さんににお話を伺いました。
取材時期:2019年11月
店舗を建てて勝負
守谷市出身の永田さんは結婚を機につくばみらい市に移り住み、同市谷井田のテナントでブルーマロンをオープン。
小さな子どもからお年寄りまで、誰が来ても好きなパンを買えるようにといつしか店頭には財布に優しい100種類を超えるパンが並び、行列のできる人気店に。
そんな中「いつか店舗を建てたい」との思いを2019年8月に実現し、同市紫峰ヶ丘の新興住宅街に赤と白が映えるカフェ風の店舗を移転オープンしました。
ずらりと並ぶ140種
午前5時から昼過ぎまで、パン職人4人がノンストップで作り上げるパンは約140種。
ていねいに炊き上げた「クリームパン」や「あんパン」、ゴロゴロと大きめの具材がアクセントの「カレーパン」などの定番商品から、オレンジの風味が人気の「オレンジの丘」やワインとレーズンを練り込んだ「赤ワイン」などの変わり種など、選ぶのが楽しくなるようなパンが手描きのポップと共にずらりと並んでいます。
お客さんを笑顔に
手に職をと飛び込んだパン職人の世界。修行当初から楽しかったと話す永田さんが生み出すパンは、どれも手の届きやすい価格に抑えられています。
「たくさんの種類を作るのは大変でしょうとよく言われますが、作り手も楽しんでいるんですよ。移転してから売れ筋が変わったこともあって、今はお客さんの好みを測っているところ。毎日家族みんなで通える”街のパン屋さん”を目指しています」
街と共に成長する
新店舗は戸建てやマンション、アパートなどが立ち並び、人口増加の著しいエリア。「若い家族連れのお客さんが多く、街の勢いのようなものを感じます」と永田さん。
開店15周年を迎え、地域の人と一緒に成長していきたいと話します。「以前の店舗で、当時妊婦さんだったお客さんが大きくなったお子さんを連れてきて『この子はこの店のあんパンで育ったんですよ』って話してくれたことがあって。地域の方の生活の一部になるような店をつくっていきたいですね」
焼き立てパン ブルーマロン
住所 | 茨城県つくばみらい市紫峰ヶ丘1-22-3 |
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電話番号 | 0297-58-8003 |
アクセス | つくばエクスプレス「みらい平駅」より徒歩12分 |
ホームページ | https://tabelog.com/ibaraki/A0803/A080301/8023036/ |