子どもと女性の健康をトータルサポート
庄司クリニック 院長 庄司真弓さん
つくばの南の玄関口として発展するみどりのエリア。その名のとおりみどりに囲まれた閑静な住宅街と生活に必要なインフラが整い、秋葉原まで43分という立地から多くの子育て世代が暮らしています。また、2018年4月には小中一貫校(仮称)みどりの学園の開校も予定されている注目のエリアでもあります。
つくば市に内科医院を開院して約100年、2016年1月にみどりのエリアに移転開院した庄司クリニックの庄司真弓院長にお話を伺いました。
取材時期:2017年8月
産科から小児科・婦人科へ
約100年の歴史のうち、約35年間は「庄司産婦人科小児科医院」として妊娠・出産、子育てを支えてきたが、筑波大学附属病院の院内助産システム「つくば市バースセンター」の設立を見届け、2014年に分娩の取り扱いを終了。2016年1月、みどりのエリアに婦人科と小児科の一般外来を中心とした「庄司クリニック」を開院。
つくば市の里山保全エリアに隣接した豊かな自然に調和したカフェのような木造のクリニックは「気軽に足を運んでほしい」というスタッフの気持ちの表れでもある。
心地良い空間を目指して
敷地内に設置されている遊具は子どもたちに大人気で「診察や相談が終わってから、長い時間遊んでいる子どもも多いんですよ」と庄司院長。
院内は婦人科と小児科に分かれており、婦人科は大きな窓から景色が楽しめるゆったりとした待合室、小児科には庄司慶子先生が長年応援している養護学校「ねむの木学園」の絵がプリントされたポップな扉が目を引く。
小児科の診察室には機関車トーマスが走るなど楽しさ満載。離乳食や姿勢教室も開催するなど、地域に開かれたクリニックとして親しまれている。
トータルで健康をサポート
「女性の困ったことに全て対応したい」と、婦人科では女性のドクターを中心にした一般外来に加えてアンチエイジング療法やレディースドックなどの予防医学を取り入れ、さらに運動療法のためのスタジオも完備するなど地域の女性のトータルサポートを目指したメニューを展開。
さらに週3日、院内の厨房でつくった天然酵母パンを販売。優しい味わいが特長で、昼過ぎには売り切れることもある程の人気ぶりだという。
「体の不調以外でもクリニックに来ていただく機会をつくっていくことが、結果的に病を未然に防ぐことになると考えています」。
地域に根ざしたクリニックを
オオタカやフクロウが生息する、豊かな自然を有するみどりのエリアに移転開院して約1年半。
「患者様は移転してから新規でお越しくださった近隣の住宅街に住む方が多いのですが、隣のつくばみらい市や守谷市などからもアクセスが良いため多くの方にご来院いただいています。これからも地域の女性の健康サポートに務めるほか、次代を担う子どもたちに対しても運動面などでアプローチをしていきたいと思っています」。
クリニックの枠にとらわれない、心身の健康のための施設としても期待されている。
庄司クリニック
住所 | 〒305-0873 茨城県つくば市中野158-1 |
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電話番号 | 029-836-0405 |
アクセス | つくばエクスプレス「みどりの駅」より徒歩15分 |
ホームページ | http://www.shojiclinic.jp/ |